韓国のピースロード組織委員会と南北統一国民連合が共催する記念式(UPF韓国・平和大使協議会後援)が7月19日、ソウル龍山戦争記念館ホールで開催されました。「ベルリンの奇跡 これからは韓半島へ」をテーマに行われた式典は、世界中の人々が朝鮮半島の平和的統一と世界平和を願う今年のピースロードプロジェクトの成功と朝鮮戦争休戦協定70周年を記念して行われたものです。

冒頭、ソンガンソク南北統一国民連合会長(開催当時)が登壇。東西ドイツの統一について触れながら、ピースロードが今日、もう一つの世界的分断の象徴である朝鮮半島の統一を目指す代表的な運動として進められていることを報告。

続いて、UPF総裁秘書室のムンヨナ秘書室長があいさつ。UPF共同創設者である韓鶴子総裁のピースロード運動に対する想いを代弁しました。そして今日、全人類を1つの道へと連結し、平和世界を築くプロジェクトとして世界に拡大したことについて、関係者に感謝の意を伝えました。

記念講演では、UPFインターナショナルのヤンチャンシク議長は、朝鮮半島の平和的統一について国家のアイデンティティを確立させることの重要性を強調するとともに、参加者に対して運動への協力を呼びかけました。また、祝辞では、朝鮮戦争国連参戦国の代表としてエチオピア大使であるジュハン大使が登壇。エチオピアと韓国の歴史を重ねながら、発展を遂げた韓国に対して敬意を示しました。また、参戦軍人と子孫たちが尊い歴史の教訓を振り返る機会を与えてくれた韓国政府とUPFに感謝を伝えました。

このほか、南北社会統合研究室理事長や平安南道知事など4人の各界指導者の祝辞や、朝鮮戦争における国連参戦国を顕彰する献花、韓国の児童舞踊団であるリトルエンジェルスによる平和公演が行われました。