UPF主催の「ワールドサミット2022・韓半島(朝鮮半島)平和サミット」(共同組織委員長:フンセンカンボジア首相、潘基文前国連事務総長)が、2月11日から4日間の日程で開催されました。

同サミットは、朝鮮半島の平和と統一のための韓国国民の統合と、国際社会の連携・協力の支持基盤を確立するために開催されたもの。韓国、北朝鮮両国と国交を結ぶ157カ国を中心とした現職・前職の首脳をはじめ、国会議員、宗教人、メディア関係者、経済人など各界の指導者が一堂に会しました。

韓国のソウル市の会場と汝矣島(ヨイド)にある国会内施設、さらに日本の3カ所を中継で結んだ開会行事の模様は、世界3500以上のメディアを通じ16カ国言語で生中継され、194カ国40万人以上が視聴しました。

宗教・宗派を超えた6人の宗教指導者による合水式、ポーラ・ホワイト牧師(米トランプ前大統領宗教顧問)とキ・ソバナラタ僧侶(カンボジア王立プレアシハヌクラジャ仏教大学副総長)による平和のための祈祷が行われたのち、今回のサミットの共同組織委員長を務めたフンセン・カンボジア首相(=写真下)が歓迎の辞を述べました。

フンセン首相は、「(南北は)1日も早く朝鮮半島の平和協定を締結し、平和的な対話とウィンウィンとなる交渉過程をを通じて、戦争状態を集結させなければならない」と強調。朝鮮半島の平和と繁栄に対する考えや知恵、ビジョンを共有する専門家が結集した今回のサミットで、「半島の恒久的な平和の実現に向けた宣言書採択をめざしたい」と述べて、サミットの開会を宣言しました。

イム・ジョンソン韓国国会議員、ニュート・ギングリッチ元米下院議長などの祝辞に続き、マイク・ペンス前米副大統領(=写真下)、スティーブン・ハーパー元カナダ首相、エフード・オルメルト元イスラエル首相、マッキー・サルセネガル大統領兼アフリカ連合(AU)議長、ロマーノ・プロディ元欧州委員会委員長、ミシェル・テメルブラジル元大統領が開会演説を行いました。

ペンス氏は冒頭、「我々は共通の価値である家庭の重要性、民主主義、法治主義などとともに、一つのビジョンに向けて祈りを捧げている」と述べ、「今こそ平和の種を蒔き、その実を刈り取る努力をしなければならない」と訴えかけました。一方、現在の安保環境について「ウクライナにロシアの戦車が連なり、中国軍機が台湾上空を無断侵入する現在の情勢は脅威だ」との認識を示しました。その上で、朝鮮半島に地域に対する米国のプレゼンスについて「米国は(朝鮮戦争が勃発した)70年前も今も、半島の自由守護を支持する意思に変わりはない」と強調し、「朝鮮半島の平和実現に向け、今回のサミ​​ットにその希望を見ている」と語りました。

ハーパー氏は「戦争の犠牲の上に、今日、先進国に浮上した韓国は人類最大の成功国家の一つ」とし、「今後も周辺同盟国からの支持を受け、北朝鮮の脅威を克服することができるだろう」と演説しました。