UPF米国と国立女性起業家センター(NCWE)、児童開発センターが共催した国連国際女性デー(IWD=International Women’s Day)の記念行事が3月8日に米国・ワシントンD.Cで開催されました。この行事には50人以上の女性専門家、ビジネス、メディア、市民、宗教指導者が集まりました。
今年のIWDは、「全てをデジタルに:ジェンダー平等のためのイノベーションとテクノロジー」をテーマに掲げ、関連イベントが世界的に開催されています。
この日のイベントでは、女性リーダーのネットワークを構築し、包括的で、安全かつ思いやりのあるコミュニティを作る方策について議論が行われました。
冒頭、UPFのビジョンと活動についての簡単な紹介が行われました。司会者は、UPFの共同創設者である韓鶴子総裁の言葉を引用しながら、21世紀の女性は平和世界の建設のための牽引役として、世界史の中で大きな役割を果たす必要があると強調しました。
続いて、共催団体の1つであるNCWE代表のアイシャ・カーン氏がスピーチ。カーン氏は、1909年2月28日に米国内(ニューヨーク)で開催された最初の「ナショナル・ウーマンズ・デー」が、世界中のすべての女性の未来を定めた日となったことを紹介。米国では女性の完全な権利を認めるまで70年かかったと振り返りました。その上で、女性たちが将来の世代のロールモデルとして、今日まで勝ち取ってきた権利や価値観を守り、継承していくために強くなること、より良いコミュニティと世界を築くために連携することの必要性を強調しました。
イベントのテーマに沿って、UPF米国ではこの日、より良い世界を築くためのスキル、経験、知恵を提供してきた地域のリーダー4人を平和大使として任命しました。
また、今後も参加者同士がネットワークを作り、今後のプログラムやプロジェクトを発展させていくことなどが合意されました。