UPF英国は5月27日、ロンドン市内にあるUPF平和大使館で、国連「アフリカ・デー」(5月25日)を祝う記念イベントを開催し、関係する各界指導者や団体が集いました。
主催者を代表して、UPF英国のロビン・マーシュ事務総長が歓迎の辞を述べた後、アフリカ文化外交研究所のプログラムディレクターを務めるイェホエシャハト・ベン・イスラエル博士(=写真左)など著名な有識者が講演しました。講演者らはアフリカの発展とともに、植民地支配の歴史を払拭した後の独自のアイデンティティを再認識する必要性について、さまざまな側面から強調。彼らの洞察は聴衆の心に深く響き、アフリカ諸国が直面する課題と機会に対する理解を深める場となりました。
続いてスピーチした、ザンビア生まれのロバート・ウィリアムソン氏(=写真右)は1975年にアフリカに戻り、ザンビアの食糧安全保障と雇用を拡大するためにソーセージ生産事業を起こした自身の経験を発表しました。ウィリアムソン氏はまた、UPFがアフリカ連合(AU)と連携しながら、人格教育や青少年育成活動を推進するなど、アフリカで重要な役割を果たしていることを強調しました。
ナイジェリアからビデオメッセージを送ったジョージ・オグリエ牧師は、UPFがナイジェリア教育省と連携し、全国的に人格教育プログラムを展開していることを報告。現在いくつかのパイロット・プロジェクトが進行中のこのプログラムに対するUPF英国の継続的な支援に感謝しました。
その後、平和構築への顕著な貢献と、調和と相互理解の増進への揺るぎないコミットメントを称え、人道的な支援を行っている市民団体の代表者など3人に対し平和大使賞を授与しました(=写真下)。
イベントの最後には、アフリカ文化の精神と活気を表現した躍動感あふれる音楽やダンスのパフォーマンスが披露されたほか、伝統的なアフリカ料理を楽しみながら、参加者が互いに親交を深める時間がもたれました。