「ウクライナ危機」に際して UPFからの平和アピール
今、この瞬間にもウクライナをめぐって進行している事態に、私たちは深い憂慮を禁じ得ません。UPFは世界中の平和を求める人々に連帯して、暴力の停止と軍隊の撤退、そして外交的解決を改めて追求するよう強くアピールいたします。
今回の事態にも関わらず、私たちUPFは今まで同様、ヨーロッパ、ユーラシアそして世界の人民と国家相互間の尊重と協力、平和を推進してまいります。しかし、特に現状にかんがみて、各国首脳や国会議員を含む政治指導者や市民社会ばかりか、世界の宗教指導者、例えば正教会、カトリック、プロテスタントのキリスト教徒から、ムスリム、ユダヤ教徒、ヒンドゥー教徒、仏教徒、シーク教徒、それ以外の宗教の指導者が対話の輪を強めて、平和を声を大にして叫ぶよう訴えます。
私たちUPFは、国際連合の経済社会理事会から総合協議資格を付与されている非政府機関のひとつとして、今回の危機に際して外交的解決に取り組んでいる国連安全保障理事会ならびに国連総会のあらゆる努力を支持いたします。
それだけでなく世界中のUPFコミュニティは、この紛争の悲劇を早期に解決できるよう力を投入していきます。とりわけ戦闘の停止、軍隊の撤退、対話の再開のためのあらゆる努力を、激励かつ応援します。
特にそうした目的を追求するUPFの主要機関である「世界平和頂上連合(ISCP)」「世界平和議員連合(IAPP)」「平和と開発のための宗教者協議会(IAPD)」などは、志を同じくする団体・個人と具体的に連携していく用意があります。
いかなる紛争も、相互の立場や見解を尊重しつつ、あくまで建設的な対話を続けていけば必ずや事態を改善できるとの信念をあらためて共有しようではありませんか。
UPFインターナショナル議長
トーマス・G・ウォルシュ
<声明原文>