UPFの友好団体である「世界平和青年学生連合(YSP)神奈川」が主催する「地球村フェス2021 ― 共に生き 共に発展し 共に進む ―」(後援:東神奈川平和大使協議会)が11月28日、パシフィコ横浜・南口広場を会場に開催されました。「自国を愛するように、隣の国を愛すること」をスローガンに、多文化共生と国際協力の重要性をアピールしようと企画されたイベントには、2300人を超す人々が来場しました。

広場では国内外で活動する22のNGOや団体のブースが並び、紹介パネルとともに民族衣装、料理、工芸品・雑貨などの展示、販売が行われました。ステージでは伝統音楽の演奏など、その国ならではのパフォーマンスも披露されました。

神奈川県平和大使協議会は、アフリカのセネガル共和国を紹介するブースを出展しました。同国の世界遺産「ゴレ島」出身のパーカッショニスト・シンガーで、来日して25年以上になるラティール・シー氏らとともに、島民が作った砂絵やアフリカ風のバッグ、Tシャツに加え、ラティール氏が制作した音楽CDなどを販売しました。UPFスタッフも参加し、行き交う人々にアピールしました。

ラティール氏はブースを訪れた人に、駐日セネガル共和国大使館から提供されたパンフレットとともに、セネガルやゴレ島の文化や歴史を紹介。「セネガルは宗教や習慣など様々な違いを超え、共存している平和な国」などと語り、セネガルについて説明。セネガルを訪問したことがあるという市議会議員とは、現地の話題で盛り上がる一幕もありました。

横浜市では過去3回、アフリカ開発会議(TICAD)が開催されており、アフリカと縁の深い都市。これにちなみ、東神奈川平和大使協議会でも2018年10月にアフリカビジョンセミナーを開催しました。セミナーではブース展示や講演会を通してアフリカの歴史や文化を紹介したほか、UPF-Japanの梶栗正義議長が、同年1月にセネガル政府の後援を受けて開催されたUPF「アフリカサミット2018」について報告しました。

※ゴレ島は、セネガル共和国の首都ダカールの沖合い約3キロメートルに位置する、東西300メートル、南北900メートル、面積28ヘクタール程度の小島。中世にはフランスなど統治国の奴隷貿易の拠点として栄え、1978年に負の世界遺産に登録された。島内には悲劇の歴史を物語る、セネガル最古のモスクや奴隷の収容施設、フランス統治時代の砲台などが残されている。また、2018年にセネガルで開催されたアフリカサミットの期間中、韓鶴子総裁がゴレ島を訪れ、奴隷として命を落とした犠牲者のために鎮魂の祈りを捧げた。