国連児童基金(ユニセフ)は5月13日付で、新型コロナウイルスの世界的流行に伴う医療態勢の混乱により、低・中所得の118カ国で今後半年間に、予防可能な原因で亡くなる5歳未満の子供が通常より推定120万人増える恐れがあるとの試算を発表しました。

ユニセフのフォア事務局長は「5歳未満で亡くなる世界の子供の数がこの数十年間で初めて増加に転じる恐れがある」と警告しました。

ユニセフによると、新型コロナで医療品のサプライチェーン(供給網)が乱れたり、外出規制で医療施設への通院が減ったりしていることが主な原因だといいます。バングラデシュ、ブラジル、コンゴ民主共和国などの10カ国で死者の急増が見込まれ、早期の対応を求めました。妊産婦の死者も半年で5万6700人増える可能性があると警告しています。