「PEACE ROAD(ピースロード)2020 in Japan」中央実行委員会は10月1日、東京都新宿区の会場で「PEACE ROAD2020 in Japan 報告会&解散式」を行いました。新型コロナウイルス感染防止の観点からオンライン形式で行われたイベントには、全国の都道府県実行委員会の役員、スタッフなど約90人が参加しました。

今年のピースロード活動について、事務局から全般的な報告が行われたのち、地方実行委員会の担当者が各地域(ルート)の活動事例を紹介しました。

首都圏エリア・北多摩ルートでは、同地域の平和大使が中心となって運営が準備されたこと、ルート内の神社や仏閣の宗教施設、市役所など行政への訪問を通じてピースロード運動が掲げる平和メッセージを広くアピールできたことなどが報告されました。

東北エリアの担当者は宮城県の活動を紹介。石巻市内での活動や仙台市で行われた「『宮城から祈りを込めて世界へ』Peace Road コンサート」について報告しました。

北海道エリアの担当者は、若者が積極的に参加することで、次世代に向けて活動の意義を伝えることができたと感想を述べました。

東海・北信越エリアの報告では、愛知、富山、石川、三重の活動が報告されました。愛知の朝鮮学校への訪問、富山の宗教者地元議員・行政への渉外活動、石川の日韓合同でのYoutube番組制作、三重の民団と朝鮮総連の参加など広範でユニークな活動が紹介されました。

近畿・中四国エリアでは、愛媛の取り組みが紹介されました。愛媛のピースロードには31人の外部参加者、そして8つの企業体が参加するなど、地域一丸となった活動が行われました。地元テレビ局などのメディアでも取り上げられました。

最後に九州エリア・熊本の報告がありました。熊本は「令和2年7月豪雨」で甚大な被害があり、7月11日に予定していたピースロードは中止せざるを得ませんでした。しかし、翌12日は阿蘇神社をスタート地点とするピースロード縦走を実施。一方で、災害復興ボランティアにはのべ83人が参加。「被害にあった家の方々が地域で助け合って後片付けをしている姿に触れ、絆の大切さを感じた」という青年ボランティアの感想が紹介されました。

次に共同実行委員長の水野達夫・元駐ネパール大使(=写真下)があいさつをしました。水野委員長は、自転車で町や村を颯爽と駆け抜ける若者が人々に勇気と感動を与えるとし、その姿が日本が力強く発展していくことを予感させると述べました。その上で、日本の少子高齢化問題にも触れながら、ピースロードを通じて、幸せな結婚と家庭の重要性もアピールしてはどうかと提案しました。

また、実行委員を代表してまず大野功統名誉実行委員長(元防衛庁長官)があいさつ。「ピースロードが平和の維持のための血を流さない活動として世界に広がり、発展していくことができれば」とピースロードの今後の活動に期待を寄せました。

最後に、梶栗正義実行委員長(UPF-Japan会長=写真上)が今年のピースロードについて総括しました。梶栗会長は、多くの平和大使、有識者、青年などの積極的な参加に謝意を表し、今年も社会の理解と賛同を得て、平和の秩序を実現するというピースロード運動の意義を広げることができたと述べました。