UPFノルウェーは2月20日、「宗教間調和を通じた世界平和:共通の価値観を認識し、協力関係の構築を」をテーマに国連「世界諸宗教調和週間」の記念行事を行いました(=写真上)。国連は毎年2月の第1週を世界諸宗教調和週間と定めており、宗教間対話と協力関係は平和の文化の重要な要素として、その促進を奨励しています。

首都オスロで最大といわれるモスク(イスラム教の礼拝堂)で開かれた記念行事はイスラム教だけでなく、キリスト教など宗教・宗派を超えた協力のもとで行われました。

イスラム教、仏教、キリスト教などの信仰を持つパネリストが、平和構築と宗教の役割などについて知見を発表した後、ディスカッションが行われました。

1990年代前半、アフガニスタンのラバニ政権下で閣僚を務め、イスラム原理主義の反政府武装勢力タリバンが同国を制圧した後、ノルウェーに亡命した元政治家は、自身の体験を語るとともに、全人類は共通の父母を持つ兄弟姉妹であると強調しました。

スリランカ仏教寺院の住職は心を平安にすることで、周囲にも平安を与えることができるとする仏教の教えを紹介し、善とは各自の心の持ち方によって生じると述べました。

また、地元キリスト教会の牧師は宗教的背景が異なる人々が交流することの重要性を訴え、そのためには、それぞれの宗教・宗派の教義や伝統を尊重し、相互理解に努めることが必要だと強調しました。

最後にスピーチしたUPFノルウェーのステイナー・ムルド会長は、UPFの文鮮明総裁の提案で、世界諸宗教の経典を研究し、その教えをまとめた「世界経典」を紹介。主要宗教の教義の多くは共通していることを説明しながら、各宗教は教えの違いよりも共通項に目を向け、手を取り合うよう努力すべきだと訴えました。

その後、参加者らによるディスカッションが行われ、諸宗教の調和を希求する「キャンドル・セレモニー」が行われました(=写真下)。各宗教を象徴するキャンドルにそれぞれ代表者が火を灯し、違いを超え、世界平和実現に向かって協力して取り組んでいくことを誓い合いました。