東京都新宿区の会場で2月19日、宗教者平和大使協議会主催の第109回超宗教フォーラムが開催され、神道、仏教、キリスト教を代表する宗教者や各分野の平和大使など約30人が集いました。

最初に、UPF-Japanの魚谷俊輔事務総長が2月3日から5日まで韓国で開催された「ワールドサミット2020」の様子を報告しました。UPF史上最大規模の国際会議となった今回のサミット。宗教界をはじめ、政界、学界、経済界など幅広い分野の有識者約5000人が参加、日本からも550名余が参加。世界平和頂上連合(ISCP)の創設、鮮鶴平和賞受賞式などの他、共生共栄共義をテーマに専門分野別の分科会が開かれ、恒久平和を目指して活発な討議が行われました。魚谷事務総長は「サミットが、平和国連のひな形をつくるというUPFの活動の道筋を目に見える形で表すものとなった」と総括しました。

続いて、宗教者平和大使協議会の石丸志信顧問が昨年12月27日、28日に米国ニューヨークで開催された「世界キリスト教聖職者協議会」(WCLC)創設大会の報告をしました。WCLC創設大会には世界70か国余りから1000名のキリスト教聖職者らが集まりました。開会式で、ホワイトハウスの「対外協力室、宗教及び慈善本部」特別顧問のポーラ・ホワイト牧師が挨拶。神から祝福を受けた米国とキリスト教の世界平和への使命について熱く語り、WCLC創設を提唱した韓鶴子UPF総裁に謝辞を述べました。6大陸圏域代表の基調講演の後、一同の総意で創立のための決議書が採択されました。翌28日には3万名が参加するWCLC創設大会。その日の午前、日本と台湾の参加者は、「9.11メモリアル(グラウンド・ゼロ)」で追悼と大会の成功を祈りました。石丸顧問は「宗教者の平和への貢献は祈りから始まる」と語りました。

石丸顧問は、次に、ワールドサミット2020におけるIAPD総会とWCLC総会について報告。

2月4日のIAPD総会はキャンドルを灯した祈りで開会。一同は相互協力で共生共栄共義世界の促進に貢献することを誓いました。5日の分科会では、相互理解の為の議論から同じ目的に向かって協働する時が来たことが強調されました。5日に並行して行われたWCLC総会では、2027年までのWCLCの活動方針を7大陸の代表者が発表。日本の代表も「JCLCを組織して日本のキリスト教会に霊的復興を促し、WCLCに積極的に参加する聖職者を集めたい」との決意を表明したことが報告されました。

石丸顧問は「今年は『恒久平和のための宗教者の役割』を年間テーマとしてIAPDとWCLCの組織を整備して実践に取り組んでいきたい」との抱負を述べ報告を結びました。

同フォーラムの参加者は、こうした内容を受けて感想や意見交換を行い、サミットの意義と、今後の具体的に活動計画について共有しました。「世界平和実現のために宗教の相互協力と大同団結がいかに重要であるかを再確認させられた」との感想も聞かれました。最後に、UPFのビジョン共有のため文総裁の基調講演文(「天宙平和統一王国創建の真なる主人Ⅰ」2006年4月10日)を読み合わせました。