戦後70年、国連創設70年を記念し第23回平和外交フォーラム開催

2015.4.3|平和外交フォーラム

 東京都千代田区で4月3日、「第23回平和外交フォーラム」が開催され、駐日外国公館から約30人の外交官(うち特命全権大使9人)、及び在外日本大使5人、その他、学者、NGO代表ら計約60人の有識者が参加した。

  歓迎の辞を述べた宋龍天UPF日本リージョン会長は、戦後70年の世界の変化の特徴として、植民地の独立と国境を超えたグローバル化の進展を挙げ、「世界が一つの兄弟姉妹としてより結びつきを深める時代へ向かっている」と指摘。「国連などの国際組織との連携を通して、真の人類家族を形成する時代に入っている」と示唆した。

  戦後70年、国連創設70年を記念して行われた本今回のフォーラムでは「日本の国連外交:国際平和への貢献」をテーマに、国際機関の日本政府代表部の大使経験者が基調講演を行った。講演の中で元大使は、戦後、日本が平和国家として歩むことを決意した歴史に触れ、「戦後日本の国際外交は非同盟諸国の友となることから始まった」と語った。その一方、安倍首相の唱える「積極的平和主義」について、その反対語の消極的平和主義の解釈にあたる「日本がより非軍事化されれば、世界はもっと平和になるとの考え方には同意できない」との見解を述べた。

  講演後は日本の平和維持活動、国連改革などについて、参加した各国大使と活発な質疑応答が行われた。