韓国・ソウルで国際指導者会議を開催、世界から約100人のリーダーが集う

2015.3.5|国際会議

 「私たちの時代の挑戦を超えて:社会、国家および世界の変革」をテーマとするUPF主催の国際指導者会議(ILC)が、2月28日から3月4日にかけて韓国ソウルで行われ、約100人の各界の指導者および平和大使らが世界中から参加した。

  28日には開会晩餐会が開かれ、日本から参加した元国会議員が挨拶。「9・11同時多発テロ以降、世界は国家と国家の戦争ではなく、テロリズムとの戦いという『新しい戦争』の時代を迎えた。最近も二人の日本人が『イスラム国』によって殺害されたが、テロを撲滅するためには、何よりも国際協力が不可欠だ。その意味で、UPFが促進する超宗教・超国家的対話による信頼構築は重要だ」と述べた。

  続いて、キャシー・リグニーUPFアフリカ・リージョン議長のメッセージをアダマ・ドゥンビア同事務総長が代読。同議長はメッセージの中で、「アフリカで最もUPFの活動が活発な国がナイジェリアだが、この国の抱える課題には[1]宗教間の葛藤、[2]部族間の対立、[3]豊富な天然資源の乱用などがある。こうした問題を解決するために、UPFは宗教間・部族間の対話促進など、国家の和合統一のためのさまざまな活動を展開している」と同国での活動を報告した。

  3月1日の開会セッションでは、梁昌植UPFインターナショナル議長、ロシア科学アカデミーのウラジミール・ペトロフスキー博士、ネパール国会議員のエクナス・ダカール氏らが挨拶した。ダカール氏はUPFネパールの取り組んでいる問題の一つとして、個人主義による家庭崩壊の危機を克服する取り組みをあげ、この解決のために最近フィリピンで行われた15万組の祝福結婚式とネパールで行われた3万5千組の祝福式の様子を紹介した。

  続いて文善進FFWPI本部長が、韓鶴子総裁のメッセージを代読した。韓総裁はメッセージの冒頭で、「UPFが目指すビジョンである『神の下の人類一家族(One Family under God)』の中心にあるのは結婚と家庭。社会や国家、世界を変革しようとするなら、その土台である家庭を変革するところから始めなければならない」と語った。そして、「今から10年前の2005年、世界120カ国を訪問してUPF創設大会を行い、既存国連を刷新して天意に適った新たな国連を創設するという平和へのロードマップを示した。その実現のために、平和大使が果たすべき責任は大きい」と述べ、平和大使の使命を明確に述べて、講演を締めくくった。

  その後のセッションでは、「創設者のビジョン:平和の原理」「家庭が直面する課題の克服」「宗教と政府が直面する課題の克服」をテーマとするセミナー形式の討議が行われたほか、これらのテーマを主題とした少人数でのグループディスカッションを通じ、参加者が理解を深める機会も設けられた。