ヴァルター・シュヴィマー博士を迎え講演会

2014.4.3|講演会・セミナー

 2014年4月3日、欧州評議会(Council of Europe=CoE)元事務総長のヴァルター・シュヴィマー博士を迎え「日欧有識者フォーラム」が都内で開催され、国会議員、外交官、学者、宗教者、言論人など約90人が参加した。 シュヴィマー博士は「欧州における平和構築のプロセスと東アジアへの提言」と題した講演の中で冒頭、汎欧州運動の主宰者であるオーストリアの政治家・リチャード・クーデンホフ・カレルギー氏が、明治期の日本でオーストリア人の外交官の父と、青山みつという日本人の母との間に生まれた人物であることを紹介。欧州連合への道のりに日本人が関与している点を強調した。 「民主主義」「人権」「法の支配」を普遍的な価値観として一つの欧州を目指すCoEの事務総長として、冷戦後のロシアを民主的に欧州に引き入れようと奔走し、様々な反対を受けながらも粘り強く説得を続けた経験を披露した。 フォーラムでの講演後、シュヴィマー博士は、プレスセンターで記者会見を行いクリミア情勢に関して見解を述べ、「一つの欧州のために変わらない努力が必要だ」と訴えた。